故橋坂名誉会長を偲んで

２００８年　５月１１日　八田学長　黒木副学長　シカゴ来訪

 

創始者として、中西部支部に多大な貢献をなさり、また校友に敬愛された故ケネス橋坂氏（法学部卒）にこのホームページを献呈致します。

 

２００８年５月１１日、当時の八田学長並びに黒木副学長がシカゴを来訪された折、橋坂氏と校友数名が会食を共に致しました。（橋坂氏は前列中央の八田学長の真後ろに立っておられます。）

橋坂氏は、若くして渡米、此地で刻苦勉励され、其のご苦労は並大抵のものではなかったと推察します。母校を誇りとし校祖新島襄先生を尊敬なさっていた橋坂氏は、１９６２年、校友会中西部支部を創設されました。また、シカゴ大学を始め近郊の各大学に留学する学究たちの良き理解者となり惜しみない援助の手を差しのべられ、黒木副学長もそのお一人だったそうです。

２００９年５月、橋坂氏は惜しまれて他界されましたが、其の功績とご人徳を讃え、山下会長が同志社タイムスに寄稿しております。その一部をここに掲載させて頂きます。後輩たちの良き先達であった故橋坂氏の温かなお人柄を彷佛させることと思います：　

『橋坂さんはスポーツも大好きで、校友会の集会の度に、ラグビーや野球等で同志社の活躍する同志社校友会・会報を、何時も我々にニコニコしながら配って下さいました。

…【中略】慶応が３連覇、橋坂さんからも何とかそれを止めて欲しいという声を聴いていました。

５月の訃報を聞いた後、我々同志社のゴルフ有志メンバーは奮起し、今秋慶応を含む３校を撃破、優勝を遂げることが出来ました。お世話になった橋坂さんに何のお返しをすることも出来ませんでしたが、この優勝杯を天国で新島先生と談笑する橋坂さんにお届け出来たらと思います。

ここに、改めて橋坂名誉会長のご冥福を心よりお祈りします。』　

（橋坂名誉会長の思い出より）

 

 

合掌　同志社校友会米国中西部支部一同