ラスベガス全米大会
VISION 2025
「躍動する同志社大学」へ
24時間眠らない街、ラスベガス。一攫千金を夢見るギャンブラーの総本山だったこの街も、現在では、ファミリーで楽しめる総合エンターテインメントの街へと変貌し、また豪華ホテルで国際的なコンベンションや国際見本市も開催されている。
このネバダ砂漠のオアシスで、2月1日(土)、校友会西部支部主催による『第一回同志社校友会全米大会』が、ステーキハウス、 Lawry’s The Prime Rib-Las Vegas Restaurantにて開催された。
ロサンゼルス、シカゴ、そしてニューヨークから校友40数名が集合。更に日本から、ご来賓として八田総長・理事長、松岡学長、藤澤副学長に参加して頂き、また校友会から代表として、中村副会長がお元気なお姿を見せてくださいました。
まず、山川新会長の開会の辞があり、続いて、『私は18代目の総長です、』と徐に切り出された八田総長・理事長から全米大会へのご祝辞を戴く。そして、松岡学長はご挨拶の中で「同志社大学VISION 2025」の趣旨を述べられ、校友の理解と協力を求められた。
この後、ゴードン前会長のユーモアたっぷりな松岡学長への目録の贈呈式に和やかな笑い声が広がる中、中村校友会副会長が流暢な英語のスピーチの後、乾杯の音頭を発声される。
と、俄かに参加者の緊張が解け、会場のあちらこちらのテーブルで朗らかな談笑の花が咲く。アール・デコ様式の室内は落ち着いたオーク材の壁に、アクリル画風のペインティングが掛かり、白いクロスで被われた丸いテーブルには、モダンな柄の布張りの椅子が配置されている。
レストランご自慢のシルバーカートが登場し、ジューシーなビーフがその場でカットされ、テーブルに運ばれる。マシュポテト、スピニッチ、コーンのサイドディシュが添えられたお皿からはみ出すように鎮座したビーフステーキ。口に運ぶと、ソースが浸み込んで思った以上に柔らかく、美味である。普段は魚介類系の筆者の胃袋にも抵抗感なく納まった。
デザートとコーヒーが供され、一座の顔に満足感と幸福感が満ちた頃、全員の写真撮影。ゴードン前会長の夫君が三脚を立て、てきぱきな指示を与えながら、タイムセットをして悠然と自分の場所に戻るや否や、撮影は滞りなく終了。
最後に西部支部の川田氏の巧みな指導で、カレッジソング, ”One Purpose” と”Doshisha Cheer”を斉唱後、閉会となる。
広大なアメリカ合衆国の中でなかなか交流する機会のない西部支部、中西部支部、ニューヨーク同志社会が一同に会し交流したことの意義は大きく、相互の理解が深まり親密さが増す。また、ご来賓を始め、校友会副会長、そして校友課課長及び職員の方々が参加されたことは、校友会活動に対するAlma Materの期待の大きさと関心の高さの表明であり、今後の継続的な活動を通して、募金活動も含め如何に母校を支えていくか、アメリカ校友会各支部にとって大きな課題となる。
遊興の街、ラスベガスは、開放感と期待感に溢れた魅惑的な街ですが、ギャンブルに溺れ破滅の道に進むことのなきよう自制することが肝要ですね。己を制するものだけが真にラスベガスを制す、でしょうか。
今回の素晴らしい大会を企画主催していただいた西部支部の皆様、有難うございました!
深く感謝の意を捧げます。 (幸)